近鉄線について徹底解説!!

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こんにちは。まるてつブログです。

今回は、関西の私鉄(兼東海の私鉄)第1弾として、近鉄線について徹底解説していきます。

ぜひ最後まで見てください!!

1 そもそも近鉄について

近鉄は、なんと日本で路線長が最大の私鉄で、特急の種類が非常に多彩であることが特徴です。路線図はこちら

路線は9つの幹線と10つの支線、2つのケーブルカーの合計21つも路線があります(路線図にも記載がある養老鉄道、四日市あすなろう鉄道、伊賀鉄道はもともと近鉄が所有していました)。

一番の特徴は、特急が非常に多いことです。また、定期的に車庫での鉄道まつりも実施されています。詳しくはこちら

これからそれぞれの路線を大まかに分けて解説していきます。

 名古屋線・湯の山線・鈴鹿線

名古屋線は、名古屋から四日市や津を経由して伊勢中川まで至る路線で、途中に人口が多いところを通るためそれなりに本数があります。

四日市駅から湯の山線が、伊勢若松駅から鈴鹿線が分岐しています。

準急は蟹江までノンストップ、蟹江からは各駅にとまります。

名古屋線の日中の本数は、以下の通り。

名古屋~富吉富吉~四日市四日市~津新町津新町~伊勢中川
普通3本1本2本なし
準急2本2本(各駅に停車)なしなし
急行3本3本3本3本

湯の山線と鈴鹿線の日中の運転間隔は、どちらも30分です。

特急は難波へ行くものが毎時00分と30分に、伊勢志摩方面へ行くものが10分と50分にあります(自動的に特急が毎時4本以上もあります)。

3 山田線・鳥羽・志摩線

この3つの路線は、合わせて伊勢中川から伊勢市、鳥羽を経由して賢島まで至る路線です。支線はありません。

伊勢志摩への観光客の輸送がメインなので、1日を通して特急が非常にたくさんやってきます。

お盆の伊勢市駅下りの時刻表。なんと特急が1時間あたり7本も来るんです。宇は宇治山田行き、五は五十鈴川行き、鳥は鳥羽行き、賢は賢島行です。
こちらは上りの時刻表。15時台にはなんと8本も。上・難は難波行き、名は名古屋行き、京は京都行きです。

また、伊勢志摩に観光される際はまわりゃんせというきっぷがあります。詳しくはこちら

3 大阪線・難波線・信貴線西信貴ケーブル

大阪線・難波線は、大阪難波から大和八木を経由し、伊勢中川までの路線です。途中の河内山本で信貴線が分岐しています。信貴線は終点信貴山口で西信貴ケーブルに連絡しています。

準急と快速急行は、ラッシュ時のみです。

日中の1時間あたりの本数は、以下の通り。

上本町~高安五位堂大和朝倉名張青山町東青山伊勢中川
普通511なしなしなし1
区間準急332なしなしなしなし
急行3333211
青山町~東青山までの間は山越えのため、1時間に1本のみです。

特急は名古屋へ行くものが難波駅から00分と30分に、伊勢志摩方面へ行くものが10分にあります。

4 奈良線・けいはんな線・生駒線・生駒ケーブル

奈良線は、大阪難波(路線上では布施)から生駒を経由して奈良までの路線で、大阪難波から阪神線に直通しています。生駒で生駒線に連絡しています。

けいはんな線は、長田から学研奈良登美ヶ丘までの路線で、長田から大阪メトロ中央線に直通しています。また、生駒ケーブルは生駒駅近くの鳥居前から生駒山上までの路線です。

赤が快速急行、オレンジが急行、緑(上)が準急、緑(下)が区間準急です。

日中の1時間あたりの運転本数は以下の通り。()は土休日の場合。

難波から~東花園~西大寺西大寺~奈良
普通6本(6本)4本(3本)なし
区間準急2本(3本)2本(3本)なし
急行2本(3本)2本(3本)4本
快速急行4本(3本)4本(3本)4本
西大寺~奈良間は京都線からの直通があるため急行の本数が多くなっています。土休日は合わせて7~9本です。

特急はラッシュ時に数本のみあります。

生駒線は20分に1本、けいはんな線は生駒までは7.5分、生駒~学研奈良登美ヶ丘は15分に1本です。

5 京都線橿原線・天理線・田原本線

京都線は京都から西大寺まで、橿原線は西大寺から橿原神宮前までの路線です。途中の平端で天理線が、田原本で田原本線が分岐しています。

また、京都線は竹田から市営地下鉄烏丸線に直通しています。

準急は数本のみです。

日中の運行本数は以下の通り。

~竹田~新田辺~西大寺~橿原神宮前
普通4本6本3本3本
急行4本4本4本2本
竹田から新田辺の間は、地下鉄からの直通があるため本数が多くなっています。

天理線の運行間隔は最長20分ですが、天理教祭典日になると利用客が増えるため、ダイヤは変則的です。田原本線の運転間隔は30分です。

特急は10分と50分に橿原神宮前行き、00分や30分に奈良行きがあります。

6 南大阪線・吉野線・道明寺線・長野線・御所線

南大阪線は、大阪阿部野橋から古市を経由して橿原神宮前までの路線、吉野線はさらに吉野までの路線です。途中の道明寺で道明寺線が、古市で長野線が、尺土で御所線が分岐しています。

急行はラッシュ時のみです。

日中の運行本数は、以下の通り。

藤井寺まで古市まで橿原神宮前まで吉野まで
普通6本なし2本2本
準急6本6本なしなし
区間急行2本2本2本なし
準急のうち、4本は長野線への直通電車です。古市駅は日本一連結・切り離しの数が多い駅です。

道明寺線・御所線はどちらも30分間隔です。

特急は10分に吉野行きがあります。

いかがでしたか?

ということで、今回は日本最大の私鉄近鉄線のご紹介でした。特急の数が非常に多いですので、観光などにぜひご利用ください。

今回も参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。

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