紀勢本線のダイヤを徹底解説!

路線について

こんにちは。まるてつブログです。

今回は、タイトルの通り相当終わってる紀勢本線のダイヤを徹底解説していきます。

ぜひ最後まで見てください!!

1 まず本数が少ない

そもそも紀勢本線とは、三重県亀山から津、紀伊長島、新宮、串本、白浜、御坊などを経由して紀伊半島をぐるーっと回り、和歌山市までを結ぶとてもとても長い路線です。

接続がどうとか、そういう話をする前にそもそも、本数が極端に少ないです。和歌山~紀伊田辺は普通と特急が最低でも1時間に1本以上はありますが、その他の区間は2~4時間ほど間隔が開くこともあります。

見てください、この時刻表。そこそこ栄えている新宮駅ですらこれ。

2 特急の接続があまりにも終わっている

先程も記したとおり、紀勢本線とは、亀山から和歌山市までのとても長い路線です。そんな紀勢本線では、2つの特急があります。くろしおと、南紀です。

特急くろしおは、新大阪から白浜or新宮を結びます。白浜までは1時間に1本、6両から9両の運転です。

それに対して特急南紀は、名古屋から紀伊勝浦を結びます。1日に4本(+臨時)しか本数はなく、両数も2~4両での運転です。

地図に表すとこのような感じです。

青がくろしお、オレンジが南紀です。

新宮駅でJRの管轄が切り替わります。なので「新宮駅で接続をとってくれるだろう」と思うはずです。しかし、JRはそんな利用者の期待を見事に裏切ってくれます。

現在、臨時列車を除いて南紀号は1日に4往復あり、新宮の到着時刻は以下の通り。

1号 11:36 3号 13:39 5号 16:26 7号 23:14

しかし、くろしお号新宮駅発車時刻は以下の通り。

南紀1・3号到着の数分前にくろしお号が出発しており、とても接続が悪いことが分かります。

3 普通列車の長時間停車が多い

普通列車もひどく、主要駅で30分、長ければ60分など長時間停車して終点駅で接続列車が行ってしまうこともしばしば。

例えば、多気9時43分の新宮行きを例にすると、紀伊長島で28分停車し、新宮駅で普通列車を逃してしまいます。

右の所要時間も見てください。

このように、途中駅での意味のない長時間停車で接続がかみ合わないことがよくあります。

4 普通列車の割合が少ない

これは、串本駅和歌山方面の時刻表です。

特急6普通8です。18きっぱーにとってこの割合は相当きついです。

いかがでしたか?

ということで、今回は、紀勢本線のダイヤの酷さを解説しました。かなりひどかったですね。
計画なしには乗車不可な路線なので、乗り過ごし、乗り遅れ、計画忘れにはご注意ください。
ただし、こんなダイヤとは違い、沿線のオーシャンビューの景色はとてもきれいです。ぜひ機会があれば乗ってみてください!

今回も参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。

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