こんにちは。まるてつブログです。
今回は、全国で設置が進んでいるホームドアの形式について解説していきます。
ぜひ最後まで見てください!!
0 そもそもホームドアとは
そもそもホームドアとは、駅のホームに取り付けられている柵のことです。首都圏や関西などは、ほとんどの路線で導入されています。特にモノレールや新交通などは100%近く導入されています。
そんなホームドアですが、実は種類がたくさんあります。それではそれぞれ解説していきます。
1 可動式ホームドア
このタイプが一番多いです。電車のドアの位置に合わせて可動式の柵があり、電車のドアと同時に開閉するタイプです。

メリットは、設置費用が比較的安いこと、やや軽く、転落事故などを回避できることです。
デメリットは、肩ぐらいの高さまでしかないため、手荷物落下は防ぎきれないことです。
設置場所:たくさん
2 フルスクリーンホームドア
これは、肩の高さだけではなく、全面をホームドアで囲うタイプのものです。新交通システムなどに多く採用されています。
その中でも2種類あり、JR大阪駅うめきた地下ホームのものは、ディスプレイ部分も動くので、自由自在に動くことができます。

メリットは、ただの可動式よりも安全性が高く、エアコンの効率が良くなったりすることです。
デメリットは、ホームドアが重く、設置費用がとても高いことです。
設置場所:東京メトロ南北線、リニモ、ゆりかもめなど
3 昇降式ホームドア
これはドアの位置が同じではない駅などに使われています。ロープやバーを上下して、ドアを開閉します。

メリットは、異なるドアの位置でも対応できて、設置費用が安いことです。
デメリットは、ロープなので、安全性が低めです。
設置駅:JR西日本の東海道本線、JR成田空港駅、大阪阿部野橋駅、姪浜駅など
4 スマートホームドア
これは、最近JR東日本が一部路線で設置していて、ホームドアを究極まで軽くしたものです。

メリットは、軽いので設置費用が安く済むことです。
デメリットは、見てわかる通りスケスケなので、安全性が低いことです。
設置場所:横浜線・京浜東北線
5 固定柵
これは、ドアが来ない位置に固定の柵があるだけで、ドア部分にはセンサーがあるという比較的簡素な作りです。電車がいないときにセンサーが反応したら、連絡が入るようになっています。

メリットは、とても設置費用が安いことです。
デメリットは、決して安全ではないことです。急な接触事故などは防ぎきれません。
設置場所:阪急今津線、東急多摩川線など
いかがでしたか?ということで、今回はたくさんのホームドアの形式について解説しました。
今回も参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。
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