こんにちは。まるてつブログです。
今回は、東京メトロが今建設中の有楽町線の支線について、解説していきます。
1 有楽町線の支線ってそもそもどこ?
今、東京メトロが新線を建設中です。どこかというと、舞台は豊洲。豊洲と言えば、ゆりかもめの終着駅だったり、ららぽーとがあったり。
その有楽町線の支線は、豊洲から分岐して、半蔵門線の住吉までを結ぶ豊住線という支線です。それぞれの駅の頭文字をとっています。
2 駅の工事はいるの?
今、有楽町線の豊洲駅は、2番線と3番線が使われていません。(ホームが埋められて通れるようになっています)その2・3番線を利用して分岐させ、住吉に到着します。もともとこの2・3番線は東京オリンピックのメイン会場だった豊洲駅が、人がごった返すのを防ぐ役割でした。それを転用させるのです。
「では、豊洲駅は良くても、住吉駅は工事が要るのではないか」と思われる人がいるかもしれません。
しかし、住吉駅は、この支線が開業する想定で造られました。それは、構内図を見ればわかります。
このように、住吉駅は押上方面と渋谷方面で階層が分かれています。将来は、この2つのホームの反対側に線路が敷かれて対面乗り換えが可能な構造にするということです。
3 半蔵門線と直通はしないの?
ここまで読まれると、このような要望が生まれる方もいると思います。「半蔵門線と直通してほしい」
しかし、半蔵門線と直通することを考えると、ダイヤ上東武線への乗り入れはできず、押上折り返しとなります。
直通させてしまうと押上から住吉の2駅間だけ本数が異常に多くなって、他の区間は隙間が空いてしまいます。そのため、直通運転は行わないということです。また、有楽町線の遅れを半蔵門線にも影響させないのも、理由の一つと思われます。
いかがでしたか?
ということで、今回は豊住線についての解説をしました。
今回も参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。
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