青春18きっぷのこれからとは 残念な結果に

きっぷについて

こんにちは。まるてつブログです。

今回は、青春18きっぷのこれからのことを紹介します。

ぜひ最後まで見てください!!

1 青春18きっぷとは

この名前は、一度は聞いたことがあると思います。

青春18きっぷとは、JRのすべての路線の普通列車(快速含む)が乗り放題で、特急や新幹線の乗車券部分に適用することはできないというものでした。

また、その5日間は連続していなくてもよく、また複数人で利用することも可能でした。

昔からこの切符は鉄道ファンや旅行ファンに長い間親しまれてきて、またJRの大事な収入源でもありました。(年に数十億ほど売り上げがあったみたいです)

そして何より、1日あたり2410円で0時を過ぎた最初の駅まで乗り放題なので、利用者からみてもかなりお得でした。

参考程度に各地からの元が取れる場所と、始発で出発したときの限界地を書いておきました。

青春18きっぷ東京名古屋大阪博多
元が取れる駅小田原駅米原駅加古川駅小倉駅
限界地(西)小倉(福岡県)八代(熊本県)出水(鹿児島県)枕崎(鹿児島県)
限界地(東)蟹田(青森県)北上(岩手県)石越(宮城県)沼津(静岡県)
2400円で東京からだと北九州まで行けてしまうなんて、コスパがとてもいいですね。

2 実験的改悪について

2024年度の冬、実験的に改悪が行われました。特徴的な4点をわかりやすく解説していきます。

  • 離れた日程での利用ができなくなる
  • 複数人での利用ができなくなる
  • 5日用に加えて新たに3日用が登場
  • 最終電車まで利用可能になる

一つずつ解説していきます。

① 離れた日程での利用ができなくなる

これまでは、切符の期間中なら離れた日程でもいつでも使えたのが、連続の日程でしか使えなくなるため、かなり使い勝手が悪くなりそうです。

(解決策 改札機の仕様を変える QR乗車券にする など)

② 複数人利用ができなくなる

これは、①の影響によるものです。連続で使用するということは同じ日に2日分消費することもできないということです。

(解決策 1日用きっぷを5枚発券する など)

③ 5日間のものに加え新たに3日用が登場

これは、①により5日間切符の使い勝手が悪くなったことへの対策と思ってもらって大丈夫です。

これは一見よさそうに見えますが、じつは3日間用は割高で、5日間用が12050円、3日間用が10000円です。

④ 最終電車まで利用可能になる

これは、従来までだと0時を過ぎた最初の駅までが有効でしたが、これからは最終電車まで利用できるようになります。昔は夜行列車がたくさん走っていて、駅を閉めるという概念が無かったため、無理矢理こうしたものと思われます。

主な改革は以上です。また、日付指定をしなければならなくなったのも改悪点の一つです。

ではこの記事では、こちらの記事を投稿して、結果どうなったのかについて紹介します。

結論を先に記します。

結論、 大改悪継続 です。

このあまりにも使い勝手が悪すぎるのが、春にも発売されることになりました。もともとの青春18きっぷを使って部活の旅行や一人旅、その他諸々と、いろいろなことに使うことができた青春18きっぷですが、残念な結果となってしまいました。

本来は若者層に向けたきっぷで(名前の通り)、40年以上売り続けているきっぷなので、このような結果となることは非常に寂しいことです。

私としては、1日用か2日用を発売してほしいです。3日も普通電車を乗り継いでいくこと自体大変ですし、今はホテルもとても高くなってきています。ですから、日付指定でいいから1日用か2日用を出してほしいなと願っています。

以上参考になれば嬉しいです。

青春18きっぷのこれからを期待します。

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